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医療事務はどのような髪色ならOK?髪色自由の求人もある?身だしなみ・マナーを解説

医療事務は受付業務が基本であり、身だしなみにも注意しなければなりません。
身だしなみやマナーを具体的に定めている病院やクリニックもありますが、一方で特に規定を設けていないところも見受けられます。
そうなると、医療事務の仕事をするうえでどの程度身だしなみに気を遣えばよいのか迷うこともあるでしょう。

特に気にする方が多いのが髪色です。髪色の種類の制限やどれくらいの明るさならよいのかはわかりづらい部分です。
今回は、医療事務でOK・NGな髪色やおすすめのヘアスタイル、髪色自由の求人はあるのかなどをご紹介します。
医療事務の髪色やヘアスタイルに迷っている方はぜひご覧ください。

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医療事務でOKになりやすい髪色

医療事務でOKになりやすい髪色
医療事務の仕事では、基本的に自然な髪色ならOKです。
まずは医療事務で認められやすい髪色を詳しく解説します。

ナチュラルカラーはOK

医療事務の場合、黒や暗めのブラウンなど、ナチュラルカラーはOKになりやすいです。
若干赤みやオレンジがかっている髪色であっても、暗めなら問題ありません。

トーンまで細かく指定する医療機関もありますが、ごく一部です。
具体的なカラーの指定がない場合、どのような色味にすればいいか迷ったときは落ち着いた色味を選びましょう。

清潔感を心がける

髪色で重視したいのは、「清潔感」です。
医療機関はほかの職場に比べても清潔感が重視されます。

特に医療事務は受付業務がメインであり、病院の顔ともいえる存在です。
もし医療事務が派手な髪色だと、不安や不快に感じる患者さんも出てきてしまいます。

したがって、基本的には清潔感があって落ち着いた髪色がよいのです。

医療事務でNGになりやすい髪色

医療事務でNGになりやすい髪色
清潔感のあるナチュラルカラーが医療事務には適しています。
では、NGになりやすいのはどのような髪色なのでしょうか?
医療事務で認められにくい髪色をみていきましょう。

明るすぎる髪色はNG

明るすぎる髪色はNGです。
髪色には「トーン」という明るさのレベルを示すものがあり、トーンが高ければ高いほど金髪のような明るい髪色になります。
金髪や明るすぎる髪色は「本当にこの病院に任せていいのだろうか?」と患者さんが不安になったり不快に感じたりする患者さんもいるため、注意しなければなりません。

具体的にどれくらいのトーンだと明るすぎると感じられるのでしょうか。

まず、5~7トーンくらいの暗めの色味なら違和感を覚える人は少ないです。
8~9トーンは、医療機関によって判断がわかれやすい色味といえます。
10トーン以上になると明るすぎるためNGになりやすく、避けるのが賢明でしょう。

プリン髪や白髪の多い髪もNG

暗めの色味なら何でもOKというわけではありません。
一番重視すべき「清潔感」がないと、暗めの髪色でもNGになるおそれがあります。

例えば、ヘアカラーをしてから時間が経って、地毛の黒い部分が見えてくるいわゆる「プリン髪」や白髪の多い髪はNGです。
プリン髪や白髪の多い髪は清潔感がなく手入れしていない印象を与えます。
患者さんに不快に思われてしまう場合もあるため、日頃から髪の手入れはきちんと行いましょう

アッシュやインナーカラー、グレージュはNG?

アッシュやインナーカラー、グレージュはNG?
髪色といってもさまざまな種類がありますが、最近ではアッシュやインナーカラー、グレージュなどがトレンドです。
これらの髪色も医療事務ではNGになってしまうのか不安な方もいるでしょう。
アッシュ・インナーカラー・グレージュについて、医療事務でそれぞれOKなのかNGなのか解説します。

アッシュの場合

アッシュとは灰色を混ぜたようなくすみのあるカラーを指します。
くすみがプラスされることで黄色みや赤みが抑えられ、全体的に透明感が増します。

医療事務の場合、色味によってアッシュはOKの場合もあります。
例えば、ブリーチなしのダークアッシュなら髪の赤みが抑えられる分、暗めの髪色になりやすいです。

ただし、ピンクやオレンジ、ベージュ系など元々明るい色味にアッシュを加えても、明るさはそれほど変わりません。
ブリーチありだとどうしても明るさが際立ってしまうため、アッシュを取り入れるならベースの色味には十分に気を付けましょう。

インナーカラーの場合

インナーカラーは“アクセントカラー”とも呼ばれているもので、髪の内側を別の色味で染める方法を指します。
一見普通の髪色に見えて、内側はオシャレな色味にできるのが特徴です。
しかし、医療事務ではインナーカラーはNGになりやすいので注意してください。
いくらベースの色味が黒や暗めのブラウンであっても、インナーがハイトーンでは目立ってしまいます。
働いてるときは髪を耳にかけたりアップにしたりすると思いますが、インナーカラーが見えやすいので医療事務の仕事をするなら避けるのが無難です。

グレージュの場合

グレージュは、アッシュ系とベージュを配合させた色味を指します。
ベージュは明るさが出やすい色ですが、アッシュ系を配合させることでくすみがプラスされるため、透明感とツヤ感が生まれます。
グレージュもアッシュと同様、色味によってはOKの場合が少なくありません。
もしグレージュを入れる場合、ブリーチをして髪の赤みを抑えてから入れたほうが入りやすいと言われていますが、ブリーチを入れずにグレージュを入れることもできます。
明るさを抑えながら透明感だけをプラスしたい場合、ブリーチをしないグレージュは医療事務でも認められやすい髪色でしょう。

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医療事務におすすめのヘアスタイルは?

医療事務におすすめのヘアスタイルは?
医療事務でOK・NGになりやすい髪色を紹介しました。
しかし、髪色と同様にヘアスタイルで悩む方もいるかもしれません。
髪色だけでなくヘアスタイルにも気を付けないと注意されてしまう場合があります。
どのようなヘアスタイルならOKなのかもみていきましょう。

前髪が目にかからないように気を付ける

まず大切なのは、前髪が目にかからないことです。
前髪を下ろしているほうが可愛らしい印象にできると考える方もいると思いますが、医療機関ではNGになることが少なくありません。
髪が気になってついつい触ってしまい、不潔な印象を与える恐れがあるためです。

髪を頻繁に触っていると、患者さんが「不潔だ」と感じてしまう場合もあるので、なるべく前髪に触らず済むよう目にかからない髪型にしましょう。
例えば、前髪を眉毛の上までカットしたり、ヘアピンで左右に留めて落ちてこないようにしたりするのがおすすめです。

ロングは基本結んだほうがよい

ロングは女性にとって人気のヘアスタイルであり、面接や働く際にも「ロングだからNG」となることはありません。
しかし、髪をまとめていないと清潔感がない印象を与えてしまうため、仕事中は基本的に結んだほうがよいでしょう

また、いくら髪をまとめていても、腰まで長さがある場合は指摘される可能性があります。
あまりに長い場合はお団子にするか、ちょうどよい長さ(肩甲骨~背中あたりまで)にカットしたほうがよいでしょう。

医療機関によっては、髪をまとめる方法にも指定がある場合があります。
ヘアゴムは黒やブラウン、ネイビーなど目立たない色味を選んでおけばよいでしょう。
また、ヘアゴムの飾りつけが派手で揺れるものはNGになりやすいです。

髪をまとめる道具として、ヘアゴムよりも跡が付きにくいシュシュを選んでいる方も見受けられます。
シュシュを使用する場合も、ヘアゴムと同様派手な色味は避けましょう。

パーマをかけるなら緩めにする

医療機関では清潔感を重視しているため、パーマを禁止しているケースもみられます。
しかし、緩めのパーマであればOKの場合もあります。
どうしてもパーマをかけたい方は緩めにしておきましょう。

また、パーマをかけていても、髪をまとめていれば問題ないケースも少なくありません。
医療機関ではパーマよりも髪の長さを気にする傾向にあるため、パーマをかけるならまとめられる長さにしておくとよいでしょう。

ちなみに縮毛矯正も特に問題ありませんが、矯正後約1週間は髪を結ばないほうがよいため、縮毛矯正をするのは1週間以上の長期休暇中がおすすめです。

医療事務で注意すべき身だしなみのマナー

医療事務では、髪色やヘアスタイル以外にも身だしなみ全体に気を遣う必要があります。

例えば、患者さんに問診票や金銭のやりとりをするときに見える手元のネイルは、シンプルなものであればよいのですが、デコパーツやグリッターなどの派手なネイルはNGです。
そもそもネイル自体禁止している医療機関もあるため注意しましょう。

アクセサリーも、医療機関によって派手なものでなければOKという場合もある一方で、シンプルなアクセサリーでも着用NGの場合も見受けられます。
特にピアスや腕時計のように患者さんにも見られる可能性が高いアクセサリー・装飾品は、着用できる場合でもなるべくシンプルなものを選びましょう。

髪色自由の求人はある?

身だしなみに厳しい医療事務の求人のなかで、髪色自由の求人があるか気になる方も多いでしょう。
それほど厳しくない医療機関では、パートやアルバイト、正社員(新卒採用など)に関係なく、髪色自由の求人もあります。

ただし、自由といっても金髪OK・奇抜な髪型OKというわけではありません。
清潔感が重視される職場環境であることは変わりないため、派手な髪色や髪型は極力控えるべきです。
もし「この髪色・髪型で問題ないか気になる」という方は面接のときに確認しましょう。

髪色はシンプルに!清潔感を大切にしよう

今回は医療事務でOK・NGになりやすい髪色を中心に、身だしなみ・マナーについて解説しました。
髪色自由な求人はあるものの、基本的には黒や暗めのブラウンなどを選ぶのが無難といえます。

医療事務は患者さんに不快感を与えないことが大切です。
常に「清潔感」を意識し、日頃から身だしなみを整えておきましょう。

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執筆者について

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